顧客にとって、数多ある製品、サービスの中から自分が好み、自身に合ったものを選び抜き、利用することは今日でも容易ではありません。一方、企業にとって、多様化する顧客ニーズ、時として一人の顧客の中でも変動するニーズを掴みに、よりよい製品、サービスを提供することは更に難易度を高めています。
現在まで、顧客満足度、顧客関係管理(CRM)、顧客体験(ユーザエクスペリエント)、エンゲージメント、デザイン志向等、顧客との関係を深める様々なアプローチが行われていますが万能ではありません。
TEN PROXYは、顧客との関係性を問い、アプローチの方法を問い、顧客と企業が調和し、一層深まる次なる関係を探求します。
顧客の購買行動は、ときに合理的であり、ときに感覚的です。比較可能なものは合理的に判断できますが、比較が難しいものは感覚に頼ることになります。機能、価格、ブランドイメージ、使い勝手等、製品、サービスの価値が、顧客の理性と感情を揺らします。
様々な購買行動モデルが登場している反面、購買後の製品、サービスの利用プロセスモデル、またリピートモデルは、未だ確固たるものが確立されていません。
TEN PROXYは、顧客の理性と感性のバランスに配慮し、製品、サービスの全プロセスを通じて顧客価値の最大化を追求します。
顧客と市場の変化が、より速くなっています。この環境にいかに対応するか、企業の真の実力が試されます。
バリューチェーンで機動性を高めるだけでなく、リーダ戦略で新たな市場機会を掴む精神も試されています。
ブランド価値は、決してストーリーで醸成されるものではありません。真の実力と精神で培われた製品力、サービス力で顧客を魅了して初めて、その系譜(所以たるストーリー)が辿られ共感が導かれます。
TEN PROXYは、変らぬコンセプトを確立することで、顧客と市場の環境変化への適応力を高めます。